サッカー歴25年のスポーツショップ店員に聞く!僕がルースイソンブラを着続ける理由
「気づけば、仕事でも休みの日でもこればかり着てるんです」。
プロにそう言わせるブランドの魅力とは?
今回は、関西で100年以上続く、スポーツミツハシの バイヤー(仕入れ担当)のTさん に、その理由を直撃しました。
2. 僕がルースに出会った「きっかけ」
――Tさんがルースイソンブラに深く関わることになった、そもそもの「きっかけ」は何だったのでしょうか?
「そうですね…今から5年ほど前、僕がまだ売り場のスタッフとしてお客様と接していた頃の話です。その時、立て続けに『ルースイソンブラ、置いてないんですか?』というお問い合わせを、本当に何十件もいただいたんですよ。」
――お客様の声が直接のきっかけだったんですね。
「はい。もちろん、僕自身もブランドのことは以前から知っていて、そのデザイン性やカルチャーを内包した世界観が大好きでした。だから、『これだけお客様からの声があって、僕自身もこのブランドは絶対に面白いことになる』という強い確信があったんです。」
――なるほど。それで、すぐに導入を?
「いえ、それが…(苦笑)。当時のバイヤーに『ルースを入れましょう!絶対にうちの店に必要です!』って、何度も何度も提案したんですけど、なかなか実現しなくて。お客様に『うちでは扱ってないんですよ』と心苦しくお断りするたびに、歯がゆい思いをずっとしていましたね。」
――では、どうやって実現に至ったのですか?
「そこから数年、売り場での経験を積んで、ついに自分がバイヤーになったんです。その時、真っ先に動いたのが、ずっと燻っていたルースの導入でした。もう、『満を持して』という言葉がピッタリでしたね。」
(ミツハシのルースイソンブラコーナーの写真)
長年の想いが叶った瞬間だったので、初めて自分の手で仕入れたルースの商品がお店にズラッと並んだのを見た時は、本当に…感無量でした。ただ商品を仕入れた、という仕事じゃない。自分の夢が一つ叶ったような、そんな特別な感覚でしたね。
3. 僕の心を掴んだ「決定的な魅力」
――他のブランドと比べて、「これは決定的に違う」と感じたポイントは、具体的にどんなところだったのでしょうか?
「もう、これは圧倒的にデザイン性ですね。ただ見た目がカッコいい、というだけじゃないんです。ルースの服って、一枚一枚にちゃんとブランドのコンセプトが『体現』されているんですよ。」
――コンセプトが、デザインに。
「ええ。ブランド名でもある『光と陰(LUZ e SOMBRA)』。この世界観が、デザインにしっかり落とし込まれている。そこに僕は強く惹かれますね。」
――その世界観が表れている、特にお気に入りのディテールはありますか?
「一番分かりやすいのが、この刺繍かもしれません。」
こういう『分かる人には分かる』みたいな、遊び心のあるディテール。こういう細部にまでメッセージを込めるのが、いかにもルース“らしい”な、と。だから単なるロゴ以上に、すごく意味を感じて愛着が湧くんですよね。
4. 僕が一番好きな「鉄板」の組み合わせ
――では、そんなルースの魅力を一番体現している、Tさんお気に入りのスタイルを教えてください。
「やっぱり、このワイドデニムにシンプルなTシャツを合わせるスタイルですね。」
「この“決めすぎていない”シンプルさが最高なんです。でも、ただシンプルなだけじゃなく、胸と背中のロゴが絶妙なアクセントになってくれる。
そして、このゆったりしたトップスとワイドデニムの組み合わせが生む、リラックスしたシルエット。これこそが“ルースらしさ”だと思っています。」
ファッションの力で、フットボールをもっと日常に。
――最後に、Tさんがこの仕事を通して、今後成し遂げたい夢やビジョンについて教えてください。
「僕はずっとサッカーと共に成長してきました。僕にとってサッカーは、単なるスポーツではなくて、自分のアイデンティティそのものなんです。だから、フットボールをプレーする時だけでなく、普段の生活から身に纏っていたい、もっとサッカーを感じていたい、という想いが常にあります。」
――その想いが、今の仕事に繋がっているんですね。
「ええ。海外のサッカー文化を見ると、熱狂的なサポーターはもちろん、国全体でライフスタイルに溶け込んでいますよね。日本でもJリーグができてサッカーが文化として認知され、最近は日本代表もどんどん強くなって、すごく良い流れが来ていると感じています。」
――素晴らしい流れですよね。
「はい。僕も、一人のサッカーファンとして、この盛り上がりをもっと大きくしたい。そのために自分に何ができるかを考えた時、それが『スポーツファッション』という側面から、サッカーの魅力を伝えていくことなんです。」
――ファッション、ですか。
「そうです。ピッチの上だけでなく、日常のファッションとしても楽しめるカッコいいウェアがあれば、サッカーとの接点がもっと増えるはずです。サッカー好きがもっと増えて、日本中が盛り上がっている状態にしたい。
ルースイソンブラのようなブランドを通して、日本のフットボールカルチャーを、もっと豊かに、もっと面白くしていく。それが、これからの僕の夢ですね。」