【保護者必見】サッカー専門店のプロが教える！子どもの足を守るジュニア用トレーニングシューズの正しい選び方
「子どものサッカーシューズ、どれを選べばいいか分からない…」 「サイズは、少し大きめの方がいいの？」
そんな保護者の皆様の悩みは、私たち専門スタッフが日々お聞きする声です。 特に成長期のお子様にとって、シューズ選びはサッカーのパフォーマンスだけでなく、将来の足の健康を左右する非常に重要なイベントです。
この記事では、保護者の皆様にこそ知っていただきたい「子どもの足を守るための、正しいトレーニングシューズの選び方」を、私たちがお店でお客様に説明するのと同じように、丁寧にご紹介します。
この記事を読めば、こんなお悩みや疑問が解決できます！
- なぜ「大人用シューズの小さいサイズ」ではダメなのかが分かります
- 子どもの足のトラブルを防ぐシューズのチェックポイントが分かります
- 数あるシューズの中から、我が子に本当に合った一足を見つけられます
子どもの成長を守るため。なぜ「ジュニア専用」シューズを選ぶべきなのか？
大人の足の骨は完成していますが、お子様の足はまだ柔らかい軟骨の部分が多く、非常にデリケートです。この大切な時期に足に合わないシューズを履き続けると、骨の正しい成長が妨げられ、将来的に外反母趾（がいはんぼし）や扁平足（へんぺいそく）といった足のトラブルに繋がる可能性があります。
ジュニア専用シューズは、この柔らかく未発達な足を、外部の衝撃から「守り」、健やかな成長を「サポートする」ために、様々な工夫が凝らされています。お子様の未来のために、必ず「ジュニア（Jr.）」と記載のあるモデルを選んであげてください。
鉄則①：【場所】まず、どこでプレーするかを確認する
どんなに優れたシューズも、プレーする場所に適していなければ、その性能を全く発揮できず、滑ってケガの原因にさえなります。まずはお子様が「どこで練習や試合をするか」をチェックしましょう。
- 土のグラウンド： 小学校の校庭などで最も一般的。ソール（靴底）が丈夫で、しっかり地面を掴むグリップ力のあるモデルが適しています。
- 人工芝のグラウンド： 近年急増している、緑の長い芝生のグラウンド。無数の細かいポイント（イボイボ）が付いたTF（ターフ）ソールが基本。
- 天然芝のグラウンド： 試合で使われることが多い、本物の芝生。
- 体育館（室内）： フットサルなどで使用。床を傷つけない、飴色のフラットなソール（ノンマーキングソール）が必要です。
鉄則②：【サイズ】「大きめ」はNG！足の実寸に合わせたフィット感が命
「すぐ大きくなるから…」というお気持ちは痛いほど分かりますが、ことサッカーシューズに関しては、少し大きめのサイズを選ぶのは絶対に避けてください。
- まずは正確な「足の実寸」を測る： お店のスタッフにお声がけいただき、専用の測定器で正確な足の長さを測ってもらいましょう。
- つま先のゆとりは「0.5cm～1cm」がベスト： 指先に適度なゆとりがあるかを確認します。
- 必ず試着し、少し動いてみる： メーカーによって同じサイズでも、横幅や甲の高さが異なります。
鉄則③：【機能性】プレースタイルと「やる気」を引き出す
もし、お子様の目指すプレーがあれば、シューズの機能がそれを後押ししてくれます。「ドリブルが上手くなりたい」「もっと速く走りたい」など、目的に合わせて選びましょう。
タイプ別｜サッカー専門店スタッフのおすすめジュニアトレーニングシューズ
- ファーストシューズにおすすめ！「万能バランスタイプ」： ミズノ モナルシーダ（P1GE2425）
- 未来のドリブラーへ！「フィット感・素足感覚タイプ」： アディダス F50（JI0002）
- 幅広・甲高の子も安心！「ゆったりワイドモデル」： アンブロ アクセレイター（UF5SFCT1J）
シューズの効果を最大限に！知っておきたい＋αの知識
シューズの性能を最大限に引き出す「最後の仕上げ」
最高のシューズを選んでも、プレー中に靴紐がほどけてしまっては集中力も途切れます。そんな悩みを解決するのが「グリップシューレース（滑らない靴紐）」です。
グリップシューレースの2つのメリット
- ①プレーへの集中力がアップ！ 紐が解ける心配がなくなり、プレーに集中できます。
- ②豊富なカラーで個性をプラス！ 好きな色でシューズをもっとお気に入りに。
たかが靴紐、されど靴紐。せっかく選んだ最高のシューズの性能を最大限に引き出す「最後の仕上げ」として、ぜひ一度お試しください。
まとめ
大切なお子様の足を守るためのシューズ選び、ポイントは掴めましたでしょうか？
「ジュニア専用」モデルを選び、３つの鉄則を意識して親子で楽しく選びましょう！
